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ドイツの保育環境

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このコーナーでは、ドイツのリアルな保育環境をクローズアップして保育環境計画のヒントになるよう、いろいろな情景をアップしています。
(内容は随時、追加更新いたします。)
本情報についてのお問い合わせやご質問はContactsよりお待ちしています。

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・お昼寝マット収納ケース
お昼寝用のマットの用意や後片づけも全部子どもたちが行います。そのために軽くて丈夫で衛生的なマットと収納しやすいマットケースが選ばれます。子どもたちは自分のマットを責任もって毎日管理しています。小さな責任感がこんなところでも育まれるのかも知れません。




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・お部屋の中で体力つくり
ドイツではお部屋の中で体力つくりをするのが一般的です。(園庭は風や光を感じ季節の変化を楽しみます。)ここでも子どもたちは自分たちであそびを工夫して楽しみながらバランス感覚を養い、各部の筋肉に刺激を与えます。先生方は環境設定をして優しく見守ります。
壁にはあそびの核となるジムナステックウォールが子どもたちの好奇心や挑戦する気持ちを受け止めます。多岐にわたるアレンジが特徴です。


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・私物の収納
保育室を有効活用するために廊下が最大限利用されています。子どもたちの持ち物は、鞄、帽子、コートなど全て廊下にあるラックやトレイに個人別(個人の責任)で収納されます。また活動に必要な持ち物などがあればお部屋から取りに来ます。廊下はパッと見すごい光景ですが、その分保育室は保育やあそびに専念できる環境が実現します。また自分の物を管理する習慣も日々の生活から体感するようです。



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・居心地の良い空間
お部屋のコーナーにはいろいろな目的を持ちますが、居心地の良い空間がどの部屋にもあります。ロッカーなどで仕切られたそんなに広くない空間で、居心地の良いクッションやお気に入りのシーツ、あそび道具などが充実しています。ロッカーの高さは大人たちからの視界は良く、しかし子どもたちの視線からはまるで隠れているような空間です。コミニケーション、リラクゼーション、気分転換にも大きな意味のある空間創りです。



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・居心地の良い空間②
こちらの空間は更にコンパクトに子どもの世界を創りだしています。お気に入りのクッションを敷き詰め、シーツや毛布などを掛けて子どもたちの空間を演出します。小さくて狭いその空間にはワクワクさせる楽しさがあります。狭い中での仲間意識や社会性が育まれ、また限られた人数で、あるいは一人で潜んだり隠れたりしながらあそびます。そしてまた集団の中に戻ります。畳一畳ほどの夢のトンネルです。



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・ロッカーの引出し
お部屋のロッカーの引出しはそれぞれ子どもたちに貸し出されます。それぞれの引出しには管理者(子ども)がお気に入りのステッカーを貼ったり、名前を書いたり、キャラクターをつけて管理します。引出しの中味は何を入れても構わないルールになっていて、先生であっても勝手に開けたりできません。子どもたちにとって大切なボックスです。


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・お部屋の天井
お部屋の天井には様々な飾りが施されています。モビールや木の枝、天蓋などなど。季節に応じ、壁面と天井は最大限有効活用されています。季節感や有効活用だけでなく子どもたちにとって高すぎる天井の距離を縮める効果や照明などを間接照明にするなどの意味も持ちます。



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・いつもお気に入り
お部屋の家具やクッションは、子どもたちが自由に移動したりレイアウトを変えたり出来ます。目的やあそびに合わせて子どもたちがより良い環境を創ります。お部屋の設えは毎日のように変わりあそびに変化が生まれ新たな発見があります。自律的に考える楽しさがあります。まるで大きなパズルのように組み換えを楽しみます。







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